突然の下痢、、あれ？気分も悪いかも、、なんてこと経験ありませんか？それってきっと食中毒です。軽度で1-3日程度の下痢・嘔吐なら自分で対処して直せちゃいますから、どうしても仕事で休めない、今は病院に行くことができない、なんで状況の方はうまく乗り切ってしまうのも一つの手ですよ！あの、、あくまで、軽い症状の方は、、ですからね(汗)
食中毒の治療で病院に行けない時の対処法とは？
食中毒は食べたものによって起こる症状で、主な症状は腹痛、下痢、嘔吐、発熱です。当日や前日に何を食べたか思い出してください。初めての食品、キノコ、フグ、山菜などを食べた記憶がある方は、すぐに病院に行ってください。これは、あの、危険なパターンのやつです…
また、重度の食中毒では意識障害や呼吸困難、視覚障害、発声障害などちょっと普通でない症状が出ますから、お近くに頼ることのできる人がいなければ救急車を呼んでください。すぐに。これもヤバいパターンのやつです…
食中毒にならないためにはどうすれば？予防法はこちらをどうぞ！⇒食中毒で高熱や下痢になった時の対処法は？予防法も解説！
食中毒になったらどうすればいいの？(自宅で対処したい編)
軽度の食中毒の場合は、腹痛、下痢、嘔吐、発熱の組み合わせで攻めてきます。この場合は、一人で立ち向かってみてもいいやつです。むしろ、人の体は自分で治る力がありますから、それを働かせることは生きていく上でとても大切なことなんです。ほら、多少のバイ菌も免疫になる、なんていうじゃないですか、あれ、お医者さんも行ってるぐらいの、大切な話であったりもするんですよ。ではどのように立ち向かうのか解説していきましょう。
下痢は腹痛をともなっていますから、止めたくなります。でも止めようとして下痢止め薬を飲はしてはいけません！絶対にやめてください。悪いものは下からも上からも、出すだけ出してしまえばいいのです！
ただし、出せば出すほど体から水とミネラルがなくなっていきますので、それを補給することがとても大切ですよ！水よりもミネラルがたっぷり入ったスポーツ飲料を飲むことをお勧めします。また、嘔吐や下痢で弱った胃腸のためにもお腹に優しい常温で飲むようにしてください。
嘔吐した場合に気をつけてほしいことがあります！
体力のない子供やご老人が嘔吐した場合は、吐き出す勢いが足りず、吐いたものが気管に詰まって窒息したり、肺に入って肺炎になってしまうことがあります。もしそのような場合は、薄いビニールを手袋にして手で口から嘔吐物をかき出してあげてください。また、ウイルス性の食中毒の場合、感染力が強く、嘔吐物や下痢に触れただけで感染してしまうこともあります。嘔吐物や下痢にはできるだけ素手で触れず、ビニールに密閉して処分しましょう。バスタオルや洋服なども基本は捨てていただきたいのですが、もったいないですよね。わかります。市販の漂白剤などで塩素消毒をしっかりしてくださいね。
どんな症状の時には病院に行けばいいの？
まず、不安を感じたら病院に行ってください！ぜひ！それは間違いないですから。患者さんを助けるために一生懸命6年間もお勉強して、その後も具合の悪い人を毎年何千人何万人と見てきた頭のいい人があなたを守ってくれますから！ほら、お医者さんてこう言うとやっぱり頼るべき存在ですよね。
ただ、ここまで読んできたあなたは「病院に行ってる場合じゃないんだよ！」なんていう切羽詰まった大変な人なはず。でも、そんな人でも、下の項目に当てはまる場合は、諦めて病院に行ってください。
- 下痢が1日に10回以上ある
- 体がふらふらする
- 意識があいまいになる
- 下痢に血が混じって赤っぽくなる
- 嘔吐が止まらない
- おしっこの量が減って、12時間以上出ていない
- 呼吸が苦しい
上の項目に当てはまったあなた、諦めてください。そして、早く楽になってください。
最後に…
軽い症状の下痢嘔吐であれば病院に行くほどでもない場合も多くあります。ですが、少しでも不安であったり、病院に行く余裕がある方は、ぜひ自己判断せず、病院に行ってお医者さんに診断してもらってください。自分の体は一つしかありません、大切にしてください。もし、大切にしすぎたとしても、バチはあたりませんよ！
仕事も大事ですが、自分の体はもっともっと大切なんですからね！
